製造工程
選び抜かれた素材と熟練した技術で作り上げる加藤弓具店のユガケ
1.台革の裁断
手型製作の場合、まずは内容をよく検討します。
場合によっては手型の書き直しや、内容の再考をお願いすることもあります。
手型の内容(サイズなど)と、革の厚みや大きさ、傷の具合、鞣加減、表面の仕上げなどを検討して、使用する革を選びます。
製作するモデルやサイズによって型紙を選びますが、革に書き写していく段階でさらに手の形に合うように修正を加えていきます。
2.その他部品の作成
台革(ユガケに使う最も大きな部品で、人差し指や中指を構成し、手や手首を包み込む鹿革)の他にも、木製の頭や帽子革、控え革、腹革、捻り革、小紐、腰革、芯革、弦枕などが必要となります。
それぞれ、裁断、削る、成形、糊付け、裁縫などの加工をしていき、さらに、部品同士を貼り合わせていきます。
3.全体の組み上げ
漉き、縫製、コテあてなどをした台革に、部品を貼り付けながら、縫製、コテあてを繰り返していきます。
弦道に松脂を染み込ませ、さらに仕上げのコテあてをします。
4.検品後、完成
最後に検品して出荷となります。
このように数多くの工程を経て、ユガケは製作されます。